街角の物語

昨日、移動で電車に乗っていた時、電車の窓から街を眺めていました。

眺める街は、それぞれの色があり、それぞれの時間が経過している。

そう感じさせてくれました。

 

今日、ラジオでこんな話がありました。

おおよそ人の人生は3万日。

人は27歳になると、1万日を超えます。

人生の3分の1が経過します。

「人生長いな」って思ってましたが、気付けばこんなにも時間が経っていたのかと感じました。

 

人は新しい街角に行き、新しい人に出会い、そして別れ、また新しい街角に行く。

それぞれの街角では違う風が吹き、違う心に触れる。

今日、

新しい街角で新しい出会いがある人

街角で別れがあった人

街角での喜び

街角での悲しみ

背中を押され、新しい街角に行く人

どんな人も、それぞれの時間が人を包み込む。

抱きしめたいモノは近いのに遠い。

でも、それを追い求める。

 

色々な感情が交わり、人は時間が経過していきます。

最近は忙しくて、街角を眺める時間もありませんでした。

昨日も朝からバタバタしていましたが、ふと電車に乗り、外を眺めながら考えていました。

 

忙しいと大切なモノを見失いがちになります。

何かを求めたくなり、出会いたくなる。

それが「生きたい」という心の表れなのかもしれません。

振り返ることもある。

でもその時、思い出は背中を押してくれる。

そして新しい時間を得ようとする。

 

人は弱いモノ。

強く見せようとしても弱いモノだと思います。

もちろん、私も強く見せたいと思うけど、弱いと思います。

でも、弱さを見せることって悪いことではないと思います。

自分の大切な人に見せる弱さ。

それってとても勇気のいることだと思います。

その弱さを打ち明けられる力。

それはとても強いことだと思います。

 

人は歩いて自分の居場所を見つけます。

自分の居場所を大切にし、そして自分だけの街角を見出します。

その街角を見つけるために、人は一歩を踏み出します。

 

昨日、電車に乗りながらそんなことを考えていました。

 

新しい街角へ…

2017年07月24日