memorial sazanca

ATELIER SAZANCAプレゼンツ「memorial sazanca」

“memorial sazanca”とは?

思い出の家具や家、時代の流れとともに、手放さなくてはならなくなったことがある方も多いのではないでしょうか。

そんな思い出の「品」を形に変え、新たな息吹を吹き込むのが「memorial sazanca」

あなたも大切な思い出を身に着けてみてはいかがですか?

 

実際に生まれ変わった品がこちらです。

memorial sazanca

 

こちらの木製時計、実はとある家具でした。

その家具とは?

memorial sazanca

 

椅子です。

この椅子はATELIER SAZANCAの船橋アトリエ店でお客様も実際に使用していた椅子。

しかし、故障の連続で修理を繰り返しながら使用していました。

それもそのはず。

約40年以上も前の椅子なのです。

話はさかのぼり、この椅子はもともと代表高橋の両親が結婚と同時に買った思い出の品。

それを息子が引き継ぎ、アトリエで使用。

ですが残念なことに、とうとう寿命が来てしまいました。

memorial sazanca

 

座面の天板が見事に割れ、背もたれも強度が弱くなるなど、もう廃棄するしかないのかと処分の方向で外に出されました。

そんな光景を目にしたデザイナーの橋本が

「これを腕時計にできないのかな」と一言。

 

そこからデザイナー橋本の格闘が始まりました。

ここからはデザイナー橋本の声とともにお届けいたします。

memorial sazanca

 

橋本「先ず、脆くなった中から使えそうな部分を抽出。芯の詰まっている頑丈そうな部分を選出します。」

memorial sazanca

 

橋本「その後CNCフライスの加工サイズに合わせ、ノコやサンダーを使用し製材をしていきます。この木、硬かった~」

memorial sazanca

 

橋本「スライスし、表面の質感の違う3箇所を材料として製材。実は木で出来たものって、新しい物ほど良いって事は無く、むしろ一昔前?のものの方が材料としては身が詰まっており経験上優秀な事が多いです。」

すでに形になっているものを再利用するこの技術、デザイナー橋本にしか出来ないATELIER SAZANCAの頭脳であり、心臓です。

memorial sazanca

 

橋本「そして加工。この木材用に組んだ図面とプログラムで成型していきます。」

memorial sazanca

 

橋本「上蓋、ボディ、裏蓋。3パーツを組み合わせフレームの完成。この状態に仕上がるまで沢山のミス加工が発生しました。

何度もやり直し、無事組める状態へ。

そして、ムーブメントと針や文字盤を組み上げていき腕時計としての機能を持たせます。」

memorial sazanca

 

デザイナー橋本の技術の結晶により、元の椅子との撮影。

実はまだ使用できるものが二却アトリエにはあります。

もちろんこれからもたくさんの人に寄りかかってもらいたい椅子。

使用できないものは、デザイナー橋本の手により完全に産まれ変わりました。

memorial sazanca

 

橋本「こうして第一号は完成。ギリギリ材料が取れたので、もう1つ加工しペアウォッチに。

この時計を見る度、この椅子と共に歩んだ記憶を思い出せるよう腕時計の上蓋には椅子の天板の質感を残し使用感を思い出させる微妙な凹凸も残っていて正にここにしか無い一品へと昇華。

実は、この加工をする前まで未だこれをサービスにしようという気持ちは毛頭なくただ単に勿体ない精神で作っていました。

しかし気持ちの変化を起こしたのはこの加工中。

素材を見て、その物との思い出が蘇るにはどうやって加工したら良いか。どこを削り、どこを残そうか。

この「memorial sazanca」のポイントは、今までのラインナップは商品に作り手の思いをどう込めるかだったのに対し、これは既に思いが込められている物に対して作り手が加工するという事。

「あなただけの時を刻む、あなただけの腕時計」

これはアトリエサザンカのテーマとして挙げているものです。

そう。お題目を与える側が逆。

でも本来それが正の流れで、かつては物って、必要とされて初めて生まれるものだった筈ですよね。

この時「memorial sazanca」はATELIER SAZANCAとしてやるべきだ。

というアイデアが浮んだ瞬間でした。

既にあるものをどう活かすか。

これは”ハンドメイド”や”個性”という西洋的発想の名の元薄れてしまった、我々日本人の忘れていたことかもしれない。

民芸品的価値基準、美学は自然です。

そこにあったものの意味を考える時、新たな価値が生まれる。

今と未来ではない、過去から未来を繋ぐのだ。」

memorial sazanca

 

そして、この「memorial sazanca」が誕生しました。

今の所、素材は木材のみの受付となりますが、あなたの廃棄せざるを得なくなってしまった家具、玩具、小物。

はたまた家の大黒柱やお庭の樹木など。

捨てるのを躊躇ってしまうような、思い出のものを加工し腕時計に致します。

「共に作る」が手仕事の最大到達点、是非お気軽に御相談下さい。

 

ご相談方法は4月より開設するmemorial sazancaフォーム、または船橋アトリエ店にてお受けいたします。

今しばらくお待ちください。