今週が終わればゴールデンウィークの方も多いのではないでしょうか?
お仕事も方も学校の方も、今秋を乗り切れば長期の休みが!!
皆さんはどちらかお出かけのご予定はありますか?
私は…
アトリエ営業していますので、皆様をお出迎えしていると思います。
ここで、アトリエサザンカの世間一般の長期休暇のお客様ご来店のご様子を初めて公表したいと思います。
一年の世間一般の長期休暇はたくさんあります。
ゴールデンウィークに、お盆休み、シルバーウィーク、そして年末年始。
実は、この期間にお客様のご来店はあまり多くないのが実情です。
これは、やはり長期休暇があると、人は観光地へ出向いたり、大きなイベントが開催される地へ出向くという傾向柄、隠れ家的なアトリエサザンカはなかなか人が来ないのが実情なのです。
もし、アトリエサザンカが「古民家風カフェ」だったらお客様のご来店数は大幅に伸びていたのではないかと思います。
しかし、腕時計をしない人も増え、スマートウォッチが販売されている昨今はなかなか腕時計を購入しようと考える人が少なくなってきたのではないかと感じざる終えません。
そこをどうお客様に「欲しい」と思っていただけるかを考えないと、今後アトリエサザンカも運営できなくなってしまいます。
趣味で始めた時計作りではありますが、現在は「ビジネス」として展開しているので、利益を求めないと、運営は出来ません。
しかし、売上主義で経営はしていませんので、お客様の心に響くモノをご提供したいという信念がありますので、その信念は崩さずに、これからも運営を行って行きたいと思います。
先日、とあるお客様がご来店いただきました。
数年前にアトリエサザンカの時計をご購入いただいたお客様です。
そのお客様は、現在は海外に在住されており、日本に帰国され、その間にご来店いただきました。
お仕事で世界各国を回られているそうで、アトリエサザンカの時計を持って、世界を回られているそうです。
もう10か国以上、アトリエサザンカの時計と共に各国で時間を知らせているそうです。
そのお話を聞いた時、とても嬉しい気持ちになりました。
まさか、自分が作った時計が、日本ではなく、世界各国で時を刻んでいると思うと、目頭がとても熱くなりました。
感極まる想いでした。
お客様と時間を共にすることは出来ません。
でも、私が作った時計がお客様と共に同じ時を刻みます。
アトリエサザンカから巣立った時計は、お客様が時計の味を導き出し、お客様の色に染め、完成させます。
同じデザインの時計でも、それはいろいろな完成形があります。
その一つ一つは、いつも帰還した時、いろいろな色を出しています。
時計一つに、お客様の歴史が付随します。
その歴史がどう彩られていくかは、お客様の数だけいろいろあります。
「一期一会」
その意味をまざまざと感じさせてくれるそれが手作り腕時計なのだと思います。
ゴールデンウィーク、たぶん今年もご来店のお客様は少ないかと思いますが、新たな出会いが生まれるかとても楽しみです。
「出会い」
手作り腕時計の製作は、その言葉の意味を感じさせてくれる仕事です。