染色の難しさ

アトリエサザンカの時計のベルト、よく聞かれますが、全て手作業で製作しています。

ベルトは仕入れているでしょ?

と言われるのですが、各々の材料は厳選して仕入れています。

仕入れている革の素材は、その都度変えています。

加工のしやすさ、使用感、色の染まり具合など、また気候に合わせてなど、色々考えてから購入しています。

購入時は大きな一枚の牛革。

それを裁断するところから始まります。

 

写真は裁断しているところです。

製作するベルトの幅で裁断し、細部を加工していきます。

大きな革を綺麗に裁断するのにも熟練された技術が要求されます。

 

ここまでは割かし数か月作業を行えば慣れて行きますが、革ベルトを製作するうえで難しい工程があります。

それは染色作業です。

染色は熟練された技術が要求されると長いこと時計を作り続けていますが、今も感じる大きな重要点です。

アトリエサザンカでは、色の混合も行います。

原色だけで、18色あり、それを調合し、オリジナルの色のベルトを製作したりもします。

カラフルな色もあれば、シックな色合いもあります。

何色が製作で一番難しいと思いますか?

 

実は、一番染色が難しいのは、「黒色」なんです。

黒は簡単かと思いますが、黒はとても難しく、綺麗な色合いにするには熟練された技術が必要です。

染色に失敗した黒は、グレーぽっくなったり、緑色をした黒になります。

革の染色を長年してきたベテラン職人さんも、アトリエサザンカの黒色ベルトを褒めていただいたこともあります。

それくらい、黒色のベルトは製作が難しいんです。

 

最近、特に黒色の色を出すことに苦労しています。

染色液の問題か、使用している革の問題なのか、今後製作する上で、色々実験を繰り返し、目で確認しています。

黒色は昔から人気があり、男女ともに人気の色の一つです。

 

新たな挑戦が、革ベルトから始まろうとしています。

2019年に向けた新たな扉の幕開け。

その前にクリスマスがあります。

クリスマスプレゼントに、世界に一つだけの腕時計はいかがでしょうか?

2018年10月30日