腕時計が誕生した経緯

皆さん、腕時計が誕生した由来ってご存知ですか?

あまり知らない方もいますよね。

私も調べるまで、どうして腕時計が誕生したのか知りませんでした。

時計は古代より日時計など、太陽と影を使い、時間を知ることが出来ました。

太陽は時間を知らせる大切な目印だったんです。

時代は移り、今でいうエンジニアが誕生しました。

わかりやすく言うと「発明家」

日本でも有名な発明家「平賀源内」などがいます。

中世のヨーロッパで、発明家が12時間を針で知らせる現在の時計の基礎となるものを発明しました。

当時はとても大きなモノ。

わかりやすいものでは、時計塔など、持ち運びが出来ない時計。

本当に大きな時計が誕生し、街の中心部分の高いところに時計が配置されました。

 

そして、持ち運びができる「時計」が発明されました。

それが「懐中時計」

文字通り、懐に入れて持ち運びが出来る時計です。

映画でも実際に俳優さんが使用しているのを見た人もいるのではないでしょうか?

当時は懐中時計は富の象徴の一つでもあったらしいです。

 

その後、時代は飛行機が空を飛び交う時代に突入します。

ライト兄弟以降の時代になりますが、飛行機が空を舞う時代に、パイロットたちは懐中時計を愛用していました。

ですが、今とは違い、オートパイロット機能などはなく、操縦桿から手を放して操縦するなんてまだ考えもしない時代。

そんな中、パイロットはポケットから懐中時計を取り出し、時間を見たり、また計器の横に置いたりして時間を確認していました。

ですが、操縦するのに、不便を感じる懐中時計。

そんな時、空軍パイロットが懐中時計を手首に巻きだしました。

それも簡単に取れないようにぐるぐるにして。

そうです。これが腕時計の誕生の瞬間です。

この方法が広まり、とある時計メーカーが手首にぐるぐるに巻く紐ではなく、腰ベルトのような手首に巻けるサイズでベルトを製作しました。

それを時計に取り付け、「腕時計」が完成しました。

これが腕時計の誕生ストーリーです。

 

そしてそれから百数十年。

現在では様々な時計が誕生しましたが、大きく腕時計のデザインが変わったかは難しいところです。

形的に変化があまりないのは、現在の形がベストだということ。

また、腕時計離れが多いのも一つかもしれません。

ということで、今回その腕時計の誕生した瞬間にタイムスリップ出来るような時計を製作しました。

それがこちらです。

懐中時計

 

紐が付いた懐中時計です。

しかし、6時の方向に必要なのかわからないパーツが付いています。

実はこれ、懐中時計ですが、腕時計としても使用が可能な重要なパーツなんです。

腕時計使用時の写真です。

懐中時計を腕時計に変更した写真

 

手首に巻いています。

ただ巻いているだけですが、簡単には取れない仕組みに仕上げました。

もちろん懐中時計としても使用可能。

例えば腰ベルトに装着するとこんな感じです。

腰ベルトに装着する懐中時計

 

腰のおしゃれアイテムに簡単に変更可能。

懐中時計&腕時計

 

いろいろな使い方をしてもらいたいと、腕時計の起源に迫る作りにすることで、使う人が選べる時計にしました。

今後、このような時計をいろいろ形にしていきたいと思います。

人と同じなんてつまらない。

それを念頭に、いろいろ製作を進めています。

 

 

2018年01月16日