金属腕時計製作の模様

金属腕時計は金属との向き合い…

金属腕時計は金属同士を接合する「ロウ付け」を行い、時計本体の「ガワ」を作っていきます。

広く言われている言葉で言えば、「手作り腕時計」がわかりやすいのではないかと思います。

手作り腕時計はアトリエサザンカの前身でも行われ、初期の頃はこの「金属腕時計」をメインに展開していました。

金属腕時計の大きな利点は「自由な形を作り上げる職人の技術でどうとでも出来る点」

だからこれまでたくさんの形の金属腕時計を製造してきました。

それはベーシックなものから意表をつくようなものまで。

金属腕時計の製作模様

 

写真のようにロウ付けを行うので、「火」は必須。

この「火」との戦いでもあります。

ガワはもちろん、このロウ付けは文字盤や裏蓋を製作する時にも使用します。

「手作り腕時計」のくくりの製品で、裏蓋や文字盤を出来合いのモノで使用し、アレンジしている製品も巷で見かけます。

確かにそれもいいのですが、アトリエサザンカでは一貫してその製法は使用せず、すべてをオリジナルで製作する能力・技術を開発してきました。

金属腕時計の製作模様

 

だからこそ、自由な形の時計がアトリエサザンカでは生産が可能でした。

例えばお客様からの細かいオーダーメイドに対応することも。

金属腕時計の製作模様

 

また、伝統手法を用いた製法も取り入れることで、日本文化も取り入れてきました。

上記写真は透かし彫りを施した製品。

透かし彫りは糸鋸で手作業で製作する慎重かつデリケートな作業です。

金属腕時計の製作模様

 

また、金属腕時計の特徴はその趣。

アトリエサザンカの製品は「アンティーク調」と言われる趣を醸し出してくれます。

このようにする手法は企業秘密。

また、ベルトも一つ一つ製作するので、手縫いでステッチを縫うことも。

金属腕時計の製作模様

 

このように手間暇をかけ製作するのがアトリエサザンカの金属腕時計。

しかし、上記を読んでいただいてお分かりの通り、数が量産できません。

これが金属腕時計の大きなデメリットでもあります。

 

現在、金属腕時計教室も開講しています。

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